MI理論とは

従来、頭の良い人とは言語的知性や論理数学的知性が優れている人のみを指していましたが、認知心理学の権威であるハーバード大学教授のガードナーは知性にはもっと他の要素があると言っています。
例えば、芸術的知性や身体運動的知性、社会的知性、感情的知性などもその一つと考えられています。
その意味で子どもの脳力は多様であり、その多様性を認めた上で、当アカデミーではその子ども子どもの個性にあった方法で知能の開発に取り組むことを中心にしたいと考えています。

マルチプルインテリジェンスの考え方が基本

トモエMIアカデミーはマルチプルインテリジェンスの考え方を基本に教室の運営を行っております。
この度、日本MI研究会主席研究員の石渡圭子先生(横浜国立大学経済学部)が、MIの発表会をご見学し、それをMIの観点から評価して下さいました。
MIのことを意識せずに発表会の開催をしておりましたが、発表会そのものもMI的という評価を頂き、喜んでおります。
子どもたちの知性を狭い意味で捉えるのではなく、もっと大きな観点から捉えてみると意外な子どもの側面を見ることが出来ます。
MIという広い知性を常に考えながら、子育ても捉えてほしいと願っております。

ガードナーのMI理論の魅力


①言語的知性 Linguistic Intelligence


言語的知性は心にあるものを表現し、他人を理解するために自国語、他国語を使う能力です。詩人は言語的知性に特化されており、この他にも、政治家、弁護士なども高い言語的知性を持っています。

②論理・数学的知性 Logical-mathematical Intelligence


理論-数学的知性が高度に開発された人は、ある因果システムに介在する法則を科学者又は理論家的な方法で理解することができ、数字,量を数学者的に操作します。

③音楽的知性 Musical Intelligence


音楽的知性は音楽で考える能力で、パターンを聞くことができ、認識したり、覚えたり、巧みに扱うことできます。音楽的知性の強い人達はただ容易に音楽を覚えるのではなく、彼らの心の中から音楽を捨てられないのであり、いつどこにいても音楽とともにあるのです。

④空間的知性 Spatial Intelligence


空間的知性は、心の中に空間的世界を再現する能力-すなわち、航海士や飛行機のパイロットが大きな空間世界を航行し、チェスプレイヤーや彫刻家が線で取り囲んだ空間的世界で再現する能力です。空間的知性は芸術や科学において使われ、空間的知性があり、そして芸術に向いている人は、音楽家や著述家より画家か彫刻家または建築家になるでしょう。同様に解剖学、位相幾何学のような科学でも空間的知性が重要になります。

⑤身体運動感覚的知性 Bodily-Kinesthetic Intelligence


身体の運動感覚知性は、問題を解き、何かの物作りをするために、体の全体または一部、手、指、腕を使う能力です。もっとも明らかな例は運動競技選手や特にダンスや舞台の演技者にあります。

⑥対人的知性 Interpersonal Intelligence


対人的知性は、他の人を理解する知性です。 この能力は我々全ての人に必要ですが、教師、医者、セールスマン、政治家には大いに必要です。誰でも他の人と取引をし、関係を結ぶとき、人はこの領域で熟練を必要とします。

⑦内省的知性 Intra-personal Intelligence


内省的知性は、自分が誰か、何が出来るか、何をしたいか、物事にどう反応するか、何を避けようとするか、何に引かれるかといった自分自身を理解することに帰します。我々は自分自身を良く理解している人々に引かれ、それらの人々は大きな間違いをしない傾向にあり、自分達が何をすることが出来るかを知っています。そして、自分達が出来ないことを知っている傾向にあります。そして、助けが必要な場合にはどこに行くべきかを知っている傾向にあります。

⑧博物学的知性 Naturalist Intelligence


博物学的知性は人間の自然の世界における雲や岩の形状などの特徴への感度だけでなく、植物、動物など生物間の識別能力を示します。この能力は猟師、収集者、農民としての我々の進化論の過去において、明確に価値のあるものでありました。それは植物学者又はシェフとしての役割において、中心を構成するものとして継続しています。私は我々の消費者社会の多くはこの知性を活用していると見ています。そして、博物学的インテリジェンスは車、スニーカー、化粧品類等々の中の識別において動員されています。ある科学分野で価値を評価されているパターン認識もこの知性を思い出させます。