何時に寝るの?

身の周りには、算数が溢れています。
私たち大人にとって無意識に入って来る算数の世界は、
子ども達にとってはまだ生活の一部になっていない場合があります。
公立の小学校2年生で習う「時計」もその1つです。

「いつも何時に起きているの?」
「何時に学校へ行くの?」
「何時に寝るの?」という質問にどれも
「分からない」と答えた生徒さんがいらっしゃいました。
時間や日付はお子さんにとって、意識せずに過ごせるものかもしれません。
しかし、お家での声かけで、時間を意識させ読むことが出来るようになります。

「おなかが空いたね、12時のお昼の時間です。」
「3時だからおやつにしましょう。」
「5時になったからお家へ帰ろう。」
「あと10分経ったらお風呂に入ろうね。」
そして「1日の中で何時が好き?」と質問をしてみて下さい。
「2時13分が好き。幼稚園が2時に終わって公園に着くのがその位だから」と教えてくれた
MIアカデミーの年長さんがいらっしゃいました。
細かく分単位で答えてくれたことが面白く笑ってしまいましたが、
きちんと時間が入っている証拠ですね。

生活の中にある学べるチャンスに沢山気づいて欲しいと願っております。