金融教育 お金の授業

本日、午後はお買い物の授業です。電子マネーでの支払いが多くなり、現金で支払うことが少なくなりつつ今、あえて、現金払いで商品を買う内容です。あらかじめ各生徒にはお小遣いとして「現金(本物ではありません)」と「お小遣い帳(現金の出納帳)」を渡しておきます。

上級生が日用雑貨屋さん、果物屋さん、お魚屋さんのお店に分かれて自分の商品(本物では無くミニチュア)を販売します。目的は、デジタル通貨での買い物では無く、実際にお金を使いその価値を認識することです。また、商品代金の支払いやおつり等を暗算で計算し迅速にやり取りすることを学習します。特に、5円玉、50円玉、500円玉をうまく使い硬貨を最小の枚数で支払えることができるようトライします。

ひと通り買い物が終わりましたら、商品を買った生徒は、自分の持っている現金とお小遣い帳に記入した残高が合っているかそろばんを使って確認します。お店担当の上級生も同じように売れた商品と手元に残った現金が合っているか計算します。お魚屋さんの金額が合わないので確認したところ、売れ残りが出ないようにと最後のお客さんに一匹250円の秋刀魚を二匹250円で販売したそうです。その生徒曰く、「生モノなので今日中に売れ切りたかった」とのこと。さすが、商売上手!!

(HK)