あなたは上書き保存派?それとも、名前を付けて保存派?
何度も手直しをして保存する際に極めて便利な上書き保存ですが、
その上書き保存する以前、昔の状態はどこへやら…?
これを男女の恋愛思考に例えることがよくあります。
男性は「名前を付けて保存」女性は「上書き保存」。
どちらの思考が幸せになるかは別として、全く違う保存の仕方です。
生徒の中にも、新しい単元を教える度に「上書き保存」する子が見受けられます。
その子たちの共通点は、「やり方で覚える」=「過程や仕組みを考えない」にあると思います。
なぜ?どうして?の裏側にある根拠は、消えない財産になるとつくづく感じます。
以前、私はパラオでイルカのトレーナーをしておりました。
その折に見様見真似で子イルカが母イルカと同じようにジャンプや他の技を習得することがよくありました。
しかし、イルカも人間と同じく忘れることがあります。
その時は大変です!見様見真似で覚えた個体は「0」に戻ってしまいます。
しかし、少しずつ順序立てて、過程を教えていった個体は少し前の行動を教えるとすぐに思い出すことが出来るのです。
完成形は同じでも、中身の濃さが違いますね。
子どもたちには、「名前を付けて保存」し新しいフォルダーや引き出しを増やしてもらいたい!
そして「このフォルダーは、こっちのフォルダーと同じ分野だ」と枝分かれ出来たら最高の花丸ですね?
A.?