新しい生活に慣れたタイミングでぐんぐんと変化をとげる生徒がいます。

その中の一人が新1年生の女の子です。そろばん学習に入ってからもそろばんに興味が湧かず、宿題練習もおざなりという状態が続いていました。ご両親も本人が楽しく学ぶことを尊重して見守ってくださりながら、小学校生活がスタート。

そうすると不思議なことにゴールデンウィークを過ぎた頃から緊張がとれ、のびのびと課題も遊びもなんでも楽しめるようになり、その流れでそろばん宿題練習も習慣化しました。

レッスン内でも学びへの好奇心が膨らんで自発的に、ソロバン計算や算数問題、英数字聞き取りに向かうようになったのです。

無理強いするのではなく、子どもの内面からの行動や意欲がむくむくと育つのを、私たちは少し待つことも必要と感じています。